よくわからないんですが

真言宗には高野山総本山として１８の分派があります。
空海を祖として興った真言宗がカリスマであった空海の入定後に
別れてしまったことに興味があり１８の本山をまわっています。

どう違うのか？
何故高野山（本家）を頂きに置きながら分家の立場になったのか？
私なりに疑問に思い答えに近づけたいと思っています。

その中の泉涌寺派総本山泉涌寺です。
静かで落ち着きのある寺でした。
受付で参拝順路、本堂では建築物の案内をしていただきました。
見落としがちな所も説明していただきじっくりと観ることが出来ました。

車を停めて

車だとついつい駆け足になってしまいます。
歩きだと写真を写しながらキョロキョロとマイペース。

この滝は思わず車をとめて降りました。
朝には光の加減で虹がかかるそう。
見たいな〜。

打たせ修行にも使っていたらしいです。
一番良い眺めなんだろうな、きっと。

えらい所にあるよ。

四国に点在している別格二十カ所の寺ですが地図で見ると
へんぴな所にある寺がいくつかあります。
第三番慈眼寺もそのひとつ。
この寺のためだけにあるような山道をくねくねと上がった所にあります。
どんなところにあるのかというとね。

まわりの山々が低く見えます。
本堂は駐車場からさらに１５分ほど山を登った所にあります。
この寺鍾乳洞をロウソクを持って入っていく穴禅定行場が有名です。
次回は挑戦してみたいな。

食事

今回は二泊三日で徳島県の23寺を予定していました。
まぁ、思いのほか早くて高知まで進めたのですが。

１日目はビジネスホテルに泊まり２日目は民宿に泊まりました。
民宿に泊まると楽しみは食事でしょう。
私は歩きの時もそうなのですが食事を抜くことが多いので
なおのこと楽しみです。

この宿は２食とも部屋食でした。
晩後はこれ、チキンカツが美味しかったです。

朝食はこちら、卵が甘くてご飯がすすみました。

２巡目

昨年のいまごろ区切りの歩き遍路を打ち終えました。
そして、２巡目を始めました。
今回は車です。

楽なんだけど歩きとはまた違った疲れがでます。
道がね、狭いんだよね。
よくワンボックスとかでまわっているけど大変だろうな。

歩き遍路は団塊の世代に人気だそうで確かに歩いている
年輩のご夫婦を見かけます。
私が歩いていた冬とは違い気候も良くなったのか
のべ５０人近くを見ました。
若い人も若干いました。

今回は定番の八十八カ所の巡拝とあわせて弘法大師に
ゆかりのある寺二十カ所もまわろうと思っています。
別格二十カ所とかいうのですが。
あわせて１０８の寺、つまり煩悩の数あるわけです。

車だと１週間もあればまわれそう。
一年かけてぼちぼちまわります。

ここからスタート、第一番札所霊山寺。

挨拶ぐらいはしましょうよ。

坂東三十三カ所の札所をまわり始めて思ったことがあります。
納経帳を書いてもらうのですがお寺の関係者（住職の奥さん？）を
見てると中国人と重なります。
サービスって概念がない所が多いです。
無愛想、乱暴な取り扱いなどきりがないです。

世襲制で札所という既得権を得てるわけですからね。
ほっといても参拝客は来ます。
数分でパートの時給分を稼ぎ出すのですから。
あなたにとっては多くの参拝客のひとりかもしれませんが私には
初めて訪れた寺ですよ。
無愛想でも良いですが納経帳や軸の取り扱いは丁寧にしてもらいたいです。

満願

北海道旅行前の９月９日に西国三十三番霊場が結願しました。
昨年の１２月から始めてボチボチとまわっていました。
第三十三番札所谷汲山華厳寺はいつものとこながら雨。
電車とバスに揺れて着きました。

昔は鉄道が寺近くまで走っていたのですね。
廃線跡には動かない汽車が止まっていました。
満願の寺はやはり独特の雰囲気があります。
門前のお店もたくさんあって楽しめました。

そうそう、けったまさんに教えてもらった横蔵寺には日帰りでは無理でした。
バスの便がもう少しあったらな。

帰路も７時間。

行ったからには帰らねば。
そう７時間かけて。
さすがに連日だとこたえるので距離を稼いでおこうと、
４０分ほど戻り串本で一泊しました。
ほんとは勝浦でマグロ料理を食べたかったのですが次回へ。

ビジネスホテルとはいえ温泉もありくつろぐことが出来ました。
夕飯は近くのショッピングセンターへ。
翌日は６時発の汽車です。

一番札所と合わせて行こうと思っていた紀三井寺へ。
駅から近いので楽かと思ったらけっこうな石段を登りました。

寺からの眺めも良いはずです。

勝浦へはもう一度行くことになりそうなので次回は・・・。
でも、やっぱり７時間かな。

大門道

青岸渡寺と那智大社は隣通しです。
バスで寺、神社近くまで行けるのですが途中下車して、
ほんのちょっとだけ熊野古道を歩きました。

大門道（旧参道）

杉の大木が両脇に並んでいます。
以前熊野古道、中辺路ルートで熊野本宮まで歩いた時に
那智大社に立ち寄り帰りに下った道です。
でも今回は登り。

途中に滝が見えます。

長距離移動

始めてではなかったし予想はしていたけど、
実際に乗車時間を割り出すと大変だなっと。

紀伊勝浦までの乗車時間・・・。

７時間・・・。

乗り継ぎ５回・・・。

乗り換え時間も短時間で便利良いのでほとんど乗りっ放し。

今まで避けていた西国一番札所、青岸渡寺。
有名な那智の滝があるところです。

車窓１

特急使えば（それでも）５時間かかるのですが料金の安さで
青春１８切符を使いました。
８０００円を２３００円でいけるのは大きくない？
一泊しても安いのですよ。

車窓２、あんまり変わらない。